ギンナンがイチョウにできることは有名なので,いまさら書くこともないだろう。
では,ギンナンは,イチョウの果実である,という表現は正しいだろうか。
中学校理科では,イチョウは裸子植物のなかまで,雄株に咲く雄花,雌株に咲く雌花がある。また,雄花には花粉のう,雌花には胚珠がむき出してついていて,子房はない。子房がないということは果実ができない。などのようなことを学習する。
つまり,ギンナンはイチョウの果実ではないのだ。それでは,あの果実にしか見えない,独特な香りのする部分は何なのでしょうか。あれ? 中学校の教科書には載っていないのか。
コメントをお書きください