カエルの卵(らん)

先日,京王百草園内の池でカエルの卵を見つけた。

理科という教科ではたびたび登場するカエル。かつてはカエルの解剖を行っていたが,今ではすっかりやらなくなったようだ。

現行だと,小学校4年生の季節と生き物の単元で一年通したカエルのようすを学習し,中学校2年生の動物のなかまで両生類の代表として扱われることが多い。

教科書的には,殻のない卵を水中に産む両生類。このすべてが成長するわけではないが,今夏,京王百草園はカエル祭りになる可能性は捨てきれない。

 

足が遠のくかも

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コメント: 4
  • #1

    たく (火曜日, 13 3月 2018 20:43)

    卵が羽化して生成するのは、卵の何%ぐらいなんですか?(45歳 男性)

  • #2

    理科編集室 道 (火曜日, 13 3月 2018 21:19)

    カエルの生命表を現在調査中です。大変申し訳ございませんが,今しばらくお待ちいただければ幸いです。

  • #3

    理科編集室 道 (水曜日, 14 3月 2018 09:27)

    孵化率などはわかりませんでしたが,5,000~8,000の卵のうち,成長して次世代に子孫を残すことができるのは数匹だそうです。カエルなどは,オタマジャクシなど幼生のころの翌年までの生存率が低くて数%程度,成長してからは20%程度のようです(なかなか詳しいデータが見つかりませんでした)。
    後日,もう一度調査してお知らせするようにいたします。

  • #4

    理科編集室 道 (水曜日, 14 3月 2018 10:27)

    日本生態学会誌 / 35 巻 (1985) 1 号 / 書誌
    ニホンヒキガエルBufo japonicus japonicusの自然誌的研究 : V.変態後の生残率と寿命
    奥野 良之助
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/seitai/35/1/35_KJ00001776151/_article/-char/ja